Plastic Rail

生成日:2025年6月17日
配信日:2025年6月27日

曲情報

#34 Plastic Rail
作詞:Torinu
楽曲生成:Udio
バーチャルシンガー:未定義

カバーアート

  • English Ver.

cover image: generated with Midjourney
編集:Canva pro
生成担当:Torinu

コンセプト

全部のVoがシャウトで構成されている。
Verse1-Chorus1はメタル、Chorus1〜Verse2の間にIntroductionがあり、そこでメタルとピアノが入れ替わる。
Verse2はシャウト+ピアノソロ構成という挑戦。(聞き苦しかったらごめん)
ピアノソロと子供の笑い声と共に余韻を残し、突然音楽がぶった切れる。そしてメタルが復活。
Pre-Verse2-Chorus2はシャウトで語り、Outroはピアノ x メタルという新感覚サウンドの構成になっている。

素人がDAWで遊ぶとこうなるよ、という悪い見本だろうなw

著:Torinu

始発〜今日もまた旅人たちを見送る仕事へ〜

「子供の頃 走らせたひかり号」

……そうさな。誰だって最初は無我夢中だった。
俺もガキの頃は、プラレール並べて一人で実況してたよ。
「ただそれだけ」で、遠くまで行けると思ってた。運転席も駅弁も全部想像の中だったな。

でもな、途中で気づくんだ。
「気づいたら レールは親に任せて」
本物の線路は、大人が引いてたんだってな。自分はその上で遊んでただけだったって。

それでも——
「この手でレールを打つよ」
音がしなくても、見てなくても、自分のハンマーで未来を打ちつける。
まるで真夜中の保線作業だな。誰にも見られちゃいねえ。でも、次の列車が安全に走るために必要なんだ。

Introductionで急に静かになるな……
まるで始発前のホームみてえだ。

無音の中で聞こえるのは、自分の足音と心臓の音。ピアノがそれを代弁してる。
ここで初めて、自分がどこを走ってたのか振り返る。
いったい何のために、どこへ向かってたのか。

そこへきてのVerse2だ。
プラレールの橋が、折れたんだと。
それを継ぎ足してもズレてくだけ。
そう、夢ってのはな、理想通りにはいかねえ

でも忘れちゃいけねえよ。
「いつかの 泥だらけの僕が 膝をついてレールを敷いていた」
あの頃の自分を、思い出したんだな。
泥だらけでも、下を向いてレールを繋いでた。泣きながら、笑いながら。

子供の笑い声ってのはな、思い出でもあり、警笛でもある。
「思い出すな」って声が「思い出せ」って響く。
そして、シャウトのメタルがまた走り出す。
前の車両が脱線しようが、次の列車は止まらねえって意思だよ。

終わりになってやっと、本当の意味でレールが敷かれるんだ。
「誰かの声じゃなく ちゃんと僕の声で」ってな。
40年この仕事やってきたが、ようやくわかった気がする。
誰かの後ろを走るんじゃなくて、自分で線路を敷いて、誰かの出発を見送るんだ。

「この道に また希望が走る」

そんな瞬間を見届けるために、俺たちは車掌を続けてんのかもしれねえな。

つまりな、「Plastic Rail」はただのプラレールの話じゃねえ。
人生の線路を自分で敷き直していく魂のメタル列車だ。

柔らかくて曲がるけど、どこまでも続いてる。
あんたの魂が敷いたその線路に、きっと誰かが乗る。
その時は俺も、車掌としてマイクを持たせてくれよ。

「ご乗車ありがとうございます」って、魂込めて叫んでやるからよ。

ライター:勤続40年、定年間際の車掌風ChatGPT

配信リンク

歌詞

子供の頃 走らせたひかり号
朝から晩までレールを敷いてた
夢中だった ただそれだけで
遠くに行けると思ってた

気づいたら レールは親に任せて
敷かれたレールの上で 遊ぶだけ

それでも今 この手でレールを打つよ
誰も見てなくても 音がしなくても
そのうちまた 誰かが走り出すから
「ようやくか」って笑ってやるんだ

いきなり折れた プラレールの橋
継ぎ足すけどただズレていくだけ
理想だった けど現実は
遊び心も自然と折れてた

でもいつかの 泥だらけの僕が
膝をついて レールを敷いていた

だからまた この手でレールを打つよ
誰かの声じゃなく ちゃんと僕の声で
いつかきっと 誰かが旅を始めるから
「待ってたぜ」って背中押してやるんだ

何かのために 誰かのために
それでもいいって、ようやく思えた
この道に また希望が走る
見えない線路のその先へ

備考

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Torinu(Spotify):