今日も、ここで

生成日:2025年3月31日
配信日:2025年4月10日

曲情報

#20 今日も、ここで
作詞:Torinu
楽曲生成:Udio
バーチャルシンガー:未定義

カバーアート

  • 日本語 Ver.
  • English Ver.
#20 今日も、ここで
#20 Still Here, Today

cover image: generated with dall-e3
生成担当:Torinu

コンセプト

季節の移り変わりに気持ちの移ろいを表す曲はたくさんあるけど
この曲もそんな情景を切り取って描いた1つ。
抽象的すぎず、かと言って具体的にもせず…
聞き手の想像の余地を大切にしたい曲。

著:Torinu

AIによる楽曲を書いた理由の代筆

「この曲は、いなくなった誰かと、いまの自分が、どうやって共に暮らしていくか」というテーマで書きました。
失った瞬間よりも、そのあとずっと続いていく“日常の中の余白”を歌っています。

大切な人や存在を亡くしたときって、涙よりも先に「明日が来てしまう」ことが、一番つらかったりする。
この曲はその“明日が来てしまうことを、受け入れようとする気配”を、春夏秋冬の情景にのせて書きました。

たとえば、

「通り過ぎた時に ふと懐かしい花の香りがした」

この一行は、“直接会えない誰かが、今でもそばにいるかもしれない”っていう感覚の描写です。
言葉はないけど、匂いや風景が心を揺らしてくることって、ありますよね。
また、歌詞ではあえて「私」「君」といった一人称・二人称を避けています。
これは、“誰の歌でもある”ようにするため。
それぞれが自分の“あの人”を思い浮かべて聴けるように、言葉を選びました。

仏教的な価値観――たとえば「無常」とか「縁起」といったものも、専門用語にせず、

「季節は 当たり前のように巡って」
「そして また春が来る――」

というような形で、自然の中に混ぜ込んでいます。
音楽って、本当に何かを救えるわけじゃないと思ってるんですけど、
でも“今ここにある気持ち”を、ひとりぼっちにしない力はあるんじゃないかと、信じています。

この曲はそのための1曲です。
もしも誰かが、明日を迎えるのが少しだけ楽になるなら、それだけで十分です。

ライター:シンガーソングライター風ChatGPT

配信リンク

歌詞

風に揺れている 駅前のロータリー
通い慣れた朝の匂いに 歩幅を少しだけずらした

改札の向こう 制服の影が笑ってる
誰かの新しい日々に 眩しさを覚えた
通り過ぎた時に ふと懐かしい花の香りがした
その空気が 胸の奥でそっと揺れていた

季節は 当たり前のように巡って
街を緑に染めていく 痛みさえ包み込んで
忘れたくないのに 思い出は静かすぎて
名前のない祈りだけが 今日もここにある

あの坂の途中に 小さなカフェができてた
見慣れた景色が どこか違う顔をしてる
夕暮れに 蝉の声がかすかに響いて
この空だけは まだ昨日のままだった

夜の部屋に 時計の音だけが響いて
言葉のない時間が 優しく肩を抱く
消えたはずの灯り 心の奥にまだあって
静けさが 残された名前を呼んでいた

子どもたちの笑い声が 路地裏に揺れていた
涼しい風が 長袖の袖をくすぐる
見上げた空に 一番星がにじんで
古い音が 夜空に散っていく

数えきれないほど 季節を越えてきたけど
この胸の奥に まだあの温度がある
忘れられなくても 赦してください
誰かを想うことが 罪にならないように

そして また春が来る――

備考

【この楽曲は移管前に“とりーぬ”名義でリリースされたため、現在Spotify上ではとりーぬページに表示されます】
フォローいただく際はTorinu名義のアーティストページのフォローをお願いいたします。
Torinu(Spotify):