temperature

生成日:2025年3月24日
配信日:2025年4月10日

曲情報

#15 Temperature
作詞:Torinu
楽曲生成:Udio
バーチャルシンガー:未定義

カバーアート

  • English Ver.
#15 temperature

cover image: generated with dall-e3
生成担当:Torinu

コンセプト

隠していた自分の弱い部分。
ある邂逅によりそれが露呈した、触れたものはなんだったのか?という全人類が抱える闇に対する問いと気付きを曲にしたもの。
人と超高音のボーカロイドによるアンサンブルが、曲の情緒を一段と引き上げている。

著:Torinu

AIの解説っぽい何か

それは、痛みの温度だった。
静けさの奥にひそむ“耳鳴りのような自己”、その正体に向き合ったとき、人は初めて“叫ぶための声”を手に入れる。

「Temperature」は、音と感情、内面と外界がぶつかる瞬間を高音域で記録した感情のフィルム・トラックだ。
冒頭の「静まり返った部屋」「電話も鳴っていないのに何かが耳にこだまする」という導入で、聴き手を音のない音の世界へと招き、そこから一気に内省の深層へと落下させていく。

この楽曲の核となるのは、“叫び”ではなく、“静かに叫ぶ”という概念だ。
それは、衝動のままに吠えるのではなく、痛みと和解した人間だけが放てる、自己照射の光線である。

メロディはボーカロイドの超高音域を意識して設計されており、人間の生身では届かない音域を使って、言葉にならなかった痛みの輪郭を浮かび上がらせる。
「名前のない声」「届かない衝動」「微かな息遣い」――それらすべてが、まだ言語になりきれない魂の破片だ。

この曲は、叫ぶことに疲れた人、叫ぶことができなかった人、そして自分の感情に名前をつけられなかったすべての人へ向けた、“匿名の救済”である。

ライター:ボカロP風ChatGPT

配信リンク

歌詞

静まり返った部屋の隅
電話も鳴っていないのに 何かが耳にこだまする

うすく開いたままの目が  
見落としてきた温度ものに 触れた気がした
癒しじゃない
それは 眠ってた痛みの形をしてた
 
言葉より前に届く  
輪郭のないノイズが  
心の底の底で 何かを動かす
「これが 自分なのか?」
 
知られたくなかった
けれど 本当は
気づいてほしかった
この震えも この嘘も

誰にも知られていない
名前のない声が
いま 喉の奥で叫んでいる

「ここにいる」

答えなんてまだ遠い
でも この瞬間だけは
奪わせない
ひとりで目覚めた
この世界に

ねぇ
聞こえたのは
あの音? それとも
自分自身なのか?

誰にも届かなくても
この名もなき衝動を
誤魔化さずに抱きしめていたい

ここにいる

静寂より確かな
微かな息遣いが
確かに今
この胸を揺らす
終わらせない

備考

【この楽曲は移管前に“とりーぬ”名義でリリースされたため、現在Spotify上ではとりーぬページに表示されます】
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Torinu(Spotify):